厚生労働省の中庭に建つ「薬害根絶誓いの碑」は、薬害エイズ事件の後、99年8月24日、二度と悲惨な薬害を起こさないよう建てられました。毎年夏に、薬害被害者らが碑の前に集まり、国・厚労省などに対して薬害を起こさせないよう訴えています。しかし、HIVの後も、ヤコブ、C型肝炎と続けて問題が起きています。「薬害根絶のための東京民医連薬剤師の会」では恒例の“薬害根絶ビラ”を作成し、8月18〜23日、東京民医連の67薬局すべてで配布し、宣伝しました。
たくみ外苑薬局では、薬局内で300部、学生実習で5部、薬学生交流で50部、代々木病院前での朝ビラで100部の宣伝ビラを配布。22日昼の厚労省前リレートーク・宣伝行動にも1人が参加しました。学生実習で薬害肝炎を学習会で取り上げたところ、看護学生から「薬害肝炎はまったく知らなかった」との声。多くの人に正しい情報を知ってもらうために今後の活動にさらに力を入れたいと思います。
薬害肝炎裁判の第5回公判は10月28日に予定されています。
|