楽しく社保運動をよびかけ 社保委員長学習交流会を開催
1月28日、全日本民医連第46期第2回社保委員長学習交流会をWEBで開催し、全国の県連、法人・事業所の社保委員長や社保委員約100人が参加しました。
当面のとりくみの強化点として、従来の健康保険証の発行継続、医療・介護現場からの社保運動、そして後期高齢者医療のさらなる負担増中止という3つの重点課題を中心に「楽しくなければ社保じゃない」を合言葉に、楽しくみんなで参加できる工夫を行い、地協の社保委員でも交流をひろげようと提起しました。
山梨民医連は「手遅れ死亡事例調査~事例集めから記者発表までの流れ」、埼玉民医連は「現行の健康保険証残せ! ~全国いっせい宣伝行動・要請行動のとりくみ~」、鳥取民医連は「衆議院選挙に関する職員アンケートへのとりくみ」を報告しました。また、倉林明子参議院議員(日本共産党)が国会情勢を報告。衆議院議員選挙で自・公が過半数を割った後の国会の変化と政策課題の前進について報告し、「さらなる変革のために運動と世論の力を強め、参議院議員選挙でも、ともに力を合わせてがんばろう」と訴えました。
各報告を受け、グループワークで報告の感想や自県連・法人のとりくみなどを交流し、参加者から「後継者づくりへの苦労などの悩みと、それに対する各県連の工夫を共有できた」「『楽しく』という声が何度も聞かれ、前向きな発言に元気をもらった」といった感想が出ました。
(全日本民医連社保運動・政策部 濱野紗江)
(民医連新聞 第1824号 2025年3月3日号)
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