成長するリーダーシップを 第2回病院長会議ひらく
10月11~12日、第46期第2回病院長会議を東京都内で開催。病院長51人、副病院長4人ら計60人が参加し、学習と交流を通じて院長としての活力を養いました。
1日目は全日本民医連の増田剛会長が病院長にメッセージを伝えました。また「コミュニティーオーガナイジング」をテーマにコミュニティ・オーガナイジング・ジャパンの中村果南子さん、木山侑香さんが、組織の活性化と社会運動のリーダーシップについて講演し、ワークショップを行いました。
2日目は群馬・利根中央診療所所長の大塚隆幸さんが「私と民医連 困難を乗り越え、私を成長させてくれた経験」をテーマに、利根中央病院の医師減員をはじめとした混乱とそこからの再生、病院管理部の役割を講演しました。
埼玉・熊谷生協病院院長の宮岡啓介さん、徳島健生病院院長の佐々木清美さん、長野・松本協立病院院長の佐野達夫さんが指定報告を行い、全国の病院の運営、地域での役割ととりくみを共有しました。
2日間を通して、病院は職員や地域の共同組織といった「人」に依拠して存続していることを再確認しました。職場が集団として成長するために、管理職が方針と課題を共有することでリーダーシップをとり、理念をくり返し伝える活動が求められることを共有しました。(全日本民医連医師部 林直央)
(民医連新聞 第1818号 2024年11月18日号)
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