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民医連新聞

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医科・介護と地域連携を 拡大歯科所長・事務長会議を開催

 9月21~22日、第46期拡大歯科所長・事務長会議を東京で開催し、27県連90事業所から178人が参加しました。
 今回の会議は、(1)第46期総会方針・歯科分野の重点課題の実践に向けて意思統一する、(2)世界・日本の歯科医療の実態・課題を明らかにし、民医連運動へつなげる、(3)医科・歯科・介護連携の推進など、課題の具体化を地協、県連、事業所ですすめる、(4)今後の民医連歯科医療の発展を担う歯科職員・後継者の確保と育成、の4点が目的。また、総会運動方針の歯科分野における重点課題を深め、運動をすすめるために問題提起を作成し、歯科医療情勢の実態、課題を全国へ発信しました。
 東京科学大学教授の相田潤さんが、世界と日本の歯科医療の実態と将来の歯科医療に求められる課題を講演。国内の口腔格差の実態やう蝕(しょく)率、国際的に変わってきた歯科医療ニーズの新しい考え方などを深める機会となりました。
 その後のグループディスカッションでは、問題提起や講演で出された課題や事業所の医療活動、運動のすすめ方を交流。また、2年に1回とりくんでいる「保険でより良い歯科医療を求める」請願署名の開始を前に、民医連は20万筆を目標にとりくむことを確認しました。歯科事業所のみならず、医科・介護事業所や地域と連携し、署名運動をすすめていくことを意思統一しました。(全日本民医連歯科部 松橋有沙)

(民医連新聞 第1817号 2024年11月4日号)

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