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民医連新聞

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健康職場づくりに踏み出そう 労働安全衛生そもそもセミナー

 6月6日、3回目の労働安全衛生そもそもセミナーをWEB開催し、42県連506人が参加。10年ぶりに改訂した『健康で働き続けられる職場づくり』パンフレット普及と、職員の健康を守ることへの強い関心が伝わりました。
 高知生協病院副院長で産業医の岡田崇顧さんが講師。労働安全衛生法は大規模工場を想定し誕生した法律のため、50人以下の民医連事業所での法令遵守のとりくみが今日的な課題となっていること、職場改善は一気に行う必要はなく、少しずつの改善を積み上げること、対策の基本は上流から元を断つことなどのレクチャーがありました。また「合理的配慮義務」「化学物質管理者の選任」なども概説しました。
 参加者からは「少しでも前進できたら運動としてもOKとの話に励まされた」「3回とも参加しているが、今回参加者が増えたのでみんなでふり返って実践していきたい」などの感想と、たくさんの質問が寄せられました。
 質問への回答は後日、職員の健康を守るホームページにアップロードする予定です。

(民医連新聞 第1811号 2024年8月5日号)