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民医連新聞

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生まれて初めて街頭募金 看護学生全国交流集会ひらく

 6月12日、第4回民医連看護学生全国交流会をWEB開催し、7校49人の学生と教職員含め79人が参加しました。この企画は、コロナ禍で、学生支援緊急給付金や国家試験の追試を国に求める看護学生のとりくみが、自治会を中心にひろがったことから、民医連の看護学校同士でつながりを強めようとはじめたものです。
 今回は学校の紹介を中心に交流し、それぞれの特徴と共通点を確認し、柔らかい雰囲気であっという間の1時間でした。自治会活動の紹介を担当した東京・東葛看護専門学校は、能登半島地震被災者支援のとりくみを動画とともに報告。学生が生まれて初めての街頭募金を懸命に訴える姿勢が、感動を呼びました。学校や学年の垣根を越えて、学生が交流する機会はとても貴重なものになり、主催する教職員にも刺激と学びを与えました。「すごく楽しかった。もっと時間が欲しかった」などの感想がありました。
 高過ぎる学費や使いにくい給付型奨学金の問題、看護職養成校の厳しい経営状況など、学生と学校を取り巻く情勢はいっそう厳しくなっています。この間ナース・アクションとして大きなとりくみになっている高等教育無償化を求める運動の輪を、さらにひろげていくことが必要です。

(民医連新聞 第1811号 2024年8月5日号)