２月２８日～３月１日、静岡市内をメイン会場に、ビキニ水爆被災７０年の節目の２０２４年３・１ビキニデー関連行事が行われました。ＷＥＢを含め、のべ約３７００人が参加しました。２９日の日本原水協全国集会には、長野中央病院の河野絵理子さん（医師）が登壇。昨年の核兵器禁止条約第２回締約国会議に参加した経験談を交え、国会議員らと鼎談（ていだん）しました。
　日本被団協の田中煕巳さんは、「被爆者に語る勇気をくれた」、ビキニ被爆後の核兵器禁止署名運動の意義を強調。来年の広島・長崎の被爆８０年へ、「ビキニ署名のように」、核兵器廃絶を求める国民的運動の再出発を呼びかける集会になりました。

（民医連新聞　第1803号　2024年4月1日号）