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民医連新聞

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ケアから連帯へ 平和活動交流集会ひらく

 昨年11月18日に第14回平和活動交流集会をオンラインで開催し、35県連から162人が参加。問題提起で反核平和委員長の平井充晴さんは、主権者・民医連職員として平和をゆるがす問題に関心を寄せ、できるところからとりくみをはじめようと呼びかけました。
 元SEALDsの牛田悦正さんが「ケアから連帯へ」をテーマに学習講演。「社会運動を続けるうえで大事なことは、組織づくりと組織の健全性を保つこと。つながり合うコミュニティーをつくり、地道に仲間を増やし、性別・階級・セクシャリティー・世代などに関係なく誰もが意見が言える、心理的安全性の高い組織づくり。失敗にばかりフォーカスせず小さな成功を記憶していくこと、結果をすぐに求めず長距離走を意識すること」などを訴えました。
 指定報告では、東京がPFAS問題を報告。PFAS相談外来を設置、また住民とともに国・自治体への働きかけを行っています。広島は岩国基地フィールドワークについて、基地の実態に触れ、五感で学び、平和と戦争を身近に考える機会となったと報告。沖縄は基地撤去のたたかいを報告。南西諸島で自衛隊の基地が建設されており、再び沖縄を戦場にしないため、全国の市民とともにたたかう、と決意を語りました。(全日本民医連共同運動部 細谷花奈子)

(民医連新聞 第1797号 2024年1月1日)