お金の心配なく看護師に 看護学生がWEBで交流
11月1~2日、全国看護学生アンケート調査の結果を共有し、民医連の看護学生がWEB交流する民医連看護学生全国交流集会を開き、自治会役員中心に7校から43人が参加。アンケート調査から、高すぎる学費と教育ローン、物価高のなか、フルタイムでアルバイトをしなければ生活すらままならない実態が浮き彫りとなり、年々深刻さを増していることもわかりました。
「一人暮らしの人は本当に大変で、食費を削ってなんとか学校に来ている」「アルバイト禁止なので、実習中は貯金を切り崩してカツカツ」などの実態をひろげたいという思いが伝わってきました。「本当に困っている学生は、バイトを掛け持ちしていて、なかなかこういう場にも参加できない」など、一番大変な学生の声を拾うことの必要性の指摘も。教育を受ける権利を実現させるため、高等教育無償化をめざすさまざまな個人・団体とも共同して、世論を強めていきます。(全日本民医連育成部 野口昭彦)
(民医連新聞 第1795号 2023年11月20日)
- 記事関連ワード
- 看護学生