民医連医師像深める 医師研修委員長・PG責任者会議を開催
9月1日、都道府県医師研修委員長・PG責任者会議をWEBで開催し、初期研修・後期研修各研修委員長、臨床研修・専門研修基幹型病院研修プログラム責任者、医師研修担当事務など160人が参加しました。(1)あらためて民医連の医師研修を通じてめざす医師像を深める、(2)全国の民医連での医師研修の到達点を確認する、(3)全国の民医連で医師研修をすすめる役割を担っている人同士で交流しプログラム改善に結びつける、の3つを開催目標に掲げました。
医師研修副委員長の原田真吾さんの開会あいさつの後、医師部長の山田秀樹さんが第3回評議員会方針で提起した「医師増やせ」の運動を報告しました。
群星(むりぶし)沖縄臨床研修センター長の徳田安春さん、順天堂大学医学教育研究室教授の武田裕子さん、日本専門医機構総合診療専門医検討委員会委員長の生坂政臣さんが民医連医師研修への期待のメッセージを寄せました。
医師研修委員長の大島民旗さんがReflection & Action (問題提起)を提案後、全国から9つの
Good Practice (優れたとりくみ)を報告し、班討論。11のテーマに分かれて、明日から実践できる医師研修のAction3か条づくりと全体発表を行いました。
参加者からは「民医連の特色を生かした実践的な報告の数々に、とても力づけられた」「医師研修には、それをささえる集団形成とそのための運動が必須だと実感した」などの感想がありました。(全日本民医連医師部 荻生雄毅)
(民医連新聞 第1792号 2023年10月2日)
- 記事関連ワード
- 医師研修