８月２４～２６日、第４５期全日本民医連事務幹部養成アカデミアの第６クールを神奈川県横浜市で行い、５３人が受講し、全課程を修了しました。歴代会長が語る「そのとき歴史が動いた、そしてこれからの事務幹部へ」という企画では、歴代の会長の肥田泰（ゆたか）さん、藤末衞さん、増田剛現会長が講演を行い、在任中の経験と教訓や、事務幹部への期待などを語りました。岸本啓介事務局長の総括講演「組織的団結の要としての事務幹部集団づくり」では、アカデミア全体をふり返りつつ、事務幹部に求められる役割から県連機能まで、大いに語りました。
　「受け身でなく主体的に学ぶ」とプロジェクトで考え、年間を通じてとりくむ課題を受講者一人ひとりが設定し、活動。第６クールではその課題のまとめをグループ内で発表し合い、グループの代表１人が全体の場で発表しました。
　課題を通して、受講生が地域の課題に向き合い、計画を持って職員や地域に働きかける組織者として、事務幹部の役割を考える機会となりました。
（全日本民医連機関・総務部　小林晶洋）

（民医連新聞　第1791号　2023年9月18日）