軍拡よりいのち守れ 社保委員長学習交流会ひらく
8月1日、第45期第2回社保委員長学習交流会をWEB開催し、45県連から142人が参加しました。全日本民医連事務局次長の山本淑子さんが「第3回評議員会方針(案)」と「当面の運動課題(7~12月)」について報告。「評議員会方針(案)は、憲法も人権もないがしろにしながら大軍拡に向けて暴走した第211国会を踏まえ、あらためて運動を強める提起になっている。当面の運動課題でも、『大軍拡ではなく、ケアを』『戦争させない、いのち守る大運動を旺盛に展開しよう』と呼びかける。戦争させない、いのちを守る大運動を展開しよう」と提起しました。
日本共産党参議院議員の倉林明子さんが、第211国会情勢を報告。「今国会は、戦後日本の平和主義を大転換する戦後最悪の国会となった。軍拡や武器輸出、入管法、LGBT理解増進法、マイナンバー法などの問題点が次々と明らかになり、反対の世論が日増しに大きくなったことで、岸田首相は解散に踏み込めなかった。いのちの危機を目の当たりにしているのが民医連職員のみなさん。軍拡よりも、いのちを大切にする政治への転換を求めてともにがんばろう」とエールを送りました。
分散会では、運動課題や各地のとりくみについて交流しました。参加者からは「さまざまなとりくみを知ることができてよかった」「あきらめずに運動にとりくむことが重要」との感想が出ました。(全日本民医連社保運動・政策部 正森太朗)
(民医連新聞 第1791号 2023年9月18日)