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民医連新聞

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保険証廃止は中止しかない 医団連・中央社保協が街頭宣伝

 8月10日、全日本民医連も参加する医療団体連絡会と中央社保協が主催し、東京・上野駅前で「保険証をなくすな」街頭署名宣伝行動を行い、62人が参加しました。街頭では保険証廃止の中止を求める署名とシールアンケートを実施し、多くの歩行者が足を止めて応え、82筆の署名が集まりました。
 政府はマイナ保険証の利用を推進し、来年秋頃を目標に現行の健康保険証廃止の方針を決定。マイナンバーカード取得の強制や、マイナ保険証での多数のトラブルが発生し、国民から不安や反対の声があがっています。政府は、保険証とほぼ変わらない「資格確認書」を新たに発行するなど、対応を発表していますが、保険証廃止の方針は変えていません。
 全日本民医連理事の久保田直生さんは「政府は企業の金儲けのためにマイナンバー制度を推進し、国民の70%が反対する保険証廃止をすすめている。署名で国民の声を届け、保険証廃止を止めよう」と訴えました。

(民医連新聞 第1790号 2023年9月4日)

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