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民医連新聞

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医師増員へ国政の転換を 県連医師委員長会議を開催

 全日本民医連は7月7日、東京で第2回都道府県連医師委員長会議を開催し、各県連の医師委員長や担当事務など、110人が参加しました。全日本民医連の増田剛会長が開会あいさつ。「医師も当事者として運動の先頭に立ち、いのちを軽視する政治にあらがう決意をする会議にしよう」と呼びかけました。全日本民医連医師部長の山田秀樹さんが問題提起。「医師労働の実態をひろく伝え、医師増員への国民世論を喚起し、国民本位の政治に転換しよう」と訴えました。6つのグッドプラクティス(実践例)で、医師政策や人事問題、専門医研修プログラムなどを共有しました。
 日本女医会会長の前田佳子さんが、「軍拡よりも社会保障を~地域医療を守るために~」と題して記念講演。軍拡予算を社会保障に回せば、医療費や学費を無償化できることや、マイナ保険証の矛盾点を指摘しました。
 最後に3人の医師委員長から「他県の現状を知り元気をもらった」「医師政策づくりに本気でとりくもうと思えた」「真の働き方改革、医師増員で誰もが5時に帰れる民医連にしたい」など、感想や決意表明がありました。

(民医連新聞 第1789号 2023年8月21日)