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民医連新聞

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社会保障の担い手として SW中堅者研修会を開催

 6月26日、第45期全日本民医連SW中堅者研修会をWEBで開催し、39県連73法人から175人が参加しました。最初に、民医連SWの先輩からの講演として、前期のSW委員長で、石川・金沢市地域包括支援センターかみあらや所長の伍賀道子さんが、「民医連SWとしてのわたし~中堅の時期を振り返って」を語りました。
 情勢講演は、金沢大学名誉教授で、いのちのとりで裁判全国アクション共同代表・日本高齢期運動サポートセンター理事長の井上英夫さんが、「人権の担い手として―社会保障・社会福祉、健康権とソーシャルワーカー」を講演しました。井上さんは、同日ハンセン病の国際会議に参加していたため、開催地ノルウェーの早朝5時45分からWEBで、現地の状況を含め講演しました。
 講演を受けて、感想交流や人権の担い手として求められていることや、自身の強みを生かすことについて、各分散会に分かれて議論しました。
 分散会では、コロナ禍で語り合うことのできなかった全国の仲間と日常業務で抱えるジレンマや悩みなどを共有し、民医連SWとしてどうあるべきか、SWとしての専門性や権利としての社会保障の担い手としての自覚など、意見交換しました。
 WEB開催でしたが、全国の仲間とつながって交流し、今後の業務の励みとなる研修会となりました。(全日本民医連経営部 新留風太)

(民医連新聞 第1788号 2023年8月7日)