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民医連新聞

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仲間とつながり学んで交流 第40回民医連全国青年ジャンボリー

 今年11月24~25日、第40回民医連全国青年ジャンボリー(以下、JB)を行います。約1000人の青年職員が語りあい、学び、交流する全国JB。どんな思いで企画を準備しているのか、実行委員に聞きました。(多田重正記者)

 前回(2021年)の全国JBはコロナ禍のため、完全オンラインでの開催でした。今回もまだコロナ禍は収束していませんが、「できるだけ青年職員同士が直接つながる場をつくろう」と、地方協議会(以下、地協)や県連など、各地にサテライト会場を設け、全国をWEBでつなぎます。
 実行委員長の今野真海さん(北海道・JBネーム‥アイアン、理学療法士)は、「職種や地域の違う仲間が学びあって、認めあうのがJB。実際に会ってこそ得られるものは大きい」とJBの魅力を語り、「ぜひ多くの青年職員に参加してほしい」と強調します。

つながりを表現

 企画内容も、全国の仲間を感じることができる内容にするため、知恵を出しあっています。
 実行委員会の「開会式・閉会式・全体進行」班リーダー、與羽(よは)陸さん(岩手・JBネーム‥ロン・ヨハリク、理学療法士)は、「少しずつ集まれるようになったこと、つながりを表現する開会式にしたい」と準備をすすめています。

気軽に話せる仲間を

 JBと言えば、交流。1日目に行う大交流会が「班員で交流しあう最初の企画になる」と、「大交流会」班リーダーの西村理央さん(京都・JBネーム‥らる、SW)。JBでは「JBネーム」で呼びあうのが恒例です。「大交流会でJBネームをつけあって、仲良くなってほしい。気軽に話せる仲間が民医連内にたくさんいるって、わかってもらえたらうれしい」と西村さん。2日目には地協ごとのPR企画があり、「大交流会」班が担当します。ご当地のお菓子とともに、地協の特徴を紹介してもらうことを考えています。

記念公園と8つの分科会

 JBで、交流とならぶもう1つの柱が学習です。記念講演は「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(「カクワカ広島」)の高橋悠太さん。分科会も「基地問題」、「マイクロアグレッション」(無意識の先入観や偏見などで他人を傷つけること)、「健康格差」、「気候変動」、「LGBTQ」など、8テーマを予定しています。
 「学習」班サブリーダーの森近和輝さん(広島・JBネーム‥ワシ、看護師)は、「今話題のテーマについて学び、日常生活や業務に役立ち、他の人と語りあう話題づくりにもなれば」と話します。

全国にJBを発信

 「広報」班は、全国JBに向けて、ニュースやSNSで実行委員会の様子など、情報を発信。ポスターも作成し、「まもなく各事業所に届けられると思う」と「広報」班リーダーの田生(たいけ)奈津美さん(鳥取・JBネーム‥なっちょ、作業療法士)は言います。グッズも「広報」班が担当し、参加者の記念になるものをつくろうと考案中です。

◇     ◇

 JBで全国の仲間とつながって交流し、学びを深めることが、「明日からの仕事や医療・介護に生きてくると思う」と今野さん。「職種に関係になく、職場のみなさんも参加者を快く送り出してほしい」と話してくれました。

【参加募集始まっています!】
 通達=全民医発(45)第ア-577号(7月12日付)参照

(民医連新聞 第1788号 2023年8月7日)