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民医連新聞

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リンクワーカーになろう 共同組織委員長会議を開催

 6月23日、2023年度共同組織委員長会議をWEBで開催し、34県連から162人が参加しました。全日本民医連共同組織委員長の釘宮隆道さんが問題提起。「社会保障制度の改悪や貧困と格差の拡大で、地域の困難が増えている。組織担当者は、社会的処方を提供する『リンクワーカー』の役割が求められている。職員が共同組織といっしょに、地域の視点から事業所や民医連に求められる役割、運動を考え、形にしていこう」と呼びかけました。
 埼玉・熊谷生協病院の小堀勝充さんが「~まるっと地域で生きる~」をテーマに記念講演。「人は、死ぬ時に自分が生まれた時よりも、よい世の中にするために生きる。民医連綱領を胸に秘め、自分たちとは考えの異なる人たちのなかに飛び込んで変えていく勇気を持とう」とのべました。
 指定報告は、①青森民医連の災害支援のとりくみ、②岡山民医連の班会を通した社会参加のとりくみ、③大阪民医連の健康チェックから健康診断につなげるとりくみ、④長野県民医連の後期高齢者窓口負担2割化アンケートのとりくみ。特別報告では『いつでも元気』編集長の新井健治さんが、冊子の魅力を語り、『元気』を大いにひろげようと呼びかけました。
 分散会では、「キラッと光る活動紹介シート」を中心とした活動交流や、問題提起、記念講演の感想、共同組織拡大強化月間の企画などを交流。参加者からは「県連や地協、東西対抗の企画などはどうか」などの意見がありました。
 感想文には、「分散会参加者の気付きの鋭さに刺激された」「リンクワーカーについてもっと深めたい」との声がありました。(全日本民医連社保運動・政策部 正森太朗)

(民医連新聞 第1787号 2023年7月17日)