民医連も参加する「平和、いのち、くらしを壊す戦争準備の大軍拡・大増税ＮＯ！連絡会」が５月１７日、衆議院第一議院会館で第２回院内集会を行い、大軍拡・大増税に反対する請願署名１３万３４０６筆を提出しました。ＷＥＢを含め９０人超が参加しました。
　憲法共同センターの小田川義和さんが開会あいさつ。小池晃参議院議員（共産）らが、国会情勢を報告し、法政大学名誉教授の五十嵐仁さんが「戦争する国づくりに向けた暴走を食い止めるために」と題して講演しました。
　続く活動交流では、国立病院などで働く医療労働者の労働組合、全医労の書記次長、森川伊吹さんも発言。政府は軍拡財源確保特措法案で、国立病院機構などの積立金を「防衛力強化資金」に流用するねらいです。森川さんは、コロナ禍の公的病院の深刻な現場の実態を紹介。医療提供体制の確保に使われるべき積立金を搾取し、国民のいのち・くらしに使われるべき税金で大軍拡をすすめることは、「国民を二重にぼうとくしている」と訴えました。

（民医連新聞　第1784号　2023年6月5日）