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民医連新聞

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戦争の危機を実感 辺野古支援連帯行動を再開

 全日本民医連の第49次辺野古支援連帯行動を5月11~13日に沖縄県で行い、17県連から職員25人が参加しました。辺野古支援連帯行動は「日本を再び戦争する国にさせない」と、沖縄の歴史を学び、現地の平和運動に連帯しようと2004年にスタート。コロナ禍で中断し、3年ぶりの開催です。
 巨大な嘉手納(かでな)基地や、世界一危険といわれる普天間基地を見学。当時の県民の4人に1人が亡くなった沖縄戦の戦跡、糸数アブチラガマやひめゆり平和祈念資料館などを訪れました。
 名護市の辺野古ゲート前では、住民とともに抗議の座り込みに参加。「背後から機動隊員に声をかけられドキドキした」と話すのは徳島健生病院看護師長の大野正代さん。船に乗って海上から建設現場を視察した際には、抗議のカヌーが海上保安庁のゴムボートに追いかけられる緊迫した場面にも遭遇しました。
 参加者のうち最年少の一二三(ひふみ)愛加さん(23歳)は、石川・城北病院のソーシャルワーカー。「沖縄は初めて。テレビで観るだけではわからない沖縄の実態を知ることができました。現場に帰ってから、学んだことを自分の言葉で伝えていきたい」と話しました。(新井健治『いつでも元気』編集部)

(民医連新聞 第1783号 2023年5月22日)