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民医連新聞

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中東医療支援講演や学術交流 整形外科リウマチ懇話会を開催

 3月11日、長野県民医連が主催して第12回整形外科リウマチ懇話会をWEB形式で開催し、20県連から67人が参加しました。
 はじめに全日本民医連副会長の上原昌義さん(沖縄協同病院)が開会のあいさつを行いました。28の演題発表を2会場に分かれて行いました。
 昼食休憩時、実行委員会が作成した「懇話会の歩み」の動画を上映し、映像と歴代実行委員長のあいさつを交えた懇話会の歴史をふり返りました。
 午後の部では北海道・勤医協札幌病院の猫塚義夫さんが「パレスチナ・アフガニスタン…そして平和的生存権」をテーマに記念講演。紛争地域で続けるさまざまな医療活動・支援行動と、生前交友があった、「ペシャワール会」の中村哲さんが生涯をかけて行ったアフガニスタン支援とその後を報告し、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 メイン企画では、大腿骨近位骨折シンポジウムとリウマチ学習企画を2本立てで行い、参加者は2会場に分かれての学術交流を深めました。
 その後、整形外科医療委員会委員の村上純一さん(京都民医連中央病院)が、整形外科のマイルストーン(目印・目標)について、同委員会委員長の向山新さん(東京・立川相互病院)が、民医連整形外科の今後の展望について語りました。(実行委員長、長野中央病院・医師、下田信)

(民医連新聞 第1780号 2023年4月3日)