大軍拡増税反対、安保3文書撤回を 国会前総がかり行動に1300人
2月19日、戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会と9条改憲NO! 全国市民アクションは、毎月定例の19日行動を国会議員会館前で行いました。安保関連3文書にもとづく大軍拡路線を盛り込んだ予算審議が、最終局面を迎える情勢での日曜開催とあって、議員会館前の歩道を埋めるほどの1300人(主催者発表)が参加しました。
主催者を代表して憲法共同センターの小田川義和さん(全労連)があいさつ。予算の積算根拠すら示さない軍事費の増大、原発政策や食糧安全保障にも言及し、「平和と国民の暮らし第一の道を選択させなければ。事実を知り、意見を口にし、納得できないことには行動しよう。立憲野党の追及を後押しする決意を固め合おう」と呼びかけました。政党から福島みずほ(社民)、山添拓(共産)両参議院議員があいさつ。立憲と沖縄の風がメッセージを寄せました。
法律家6団体連絡会の大江京子さんは、憲法審査会を開くならば「内閣の暴走、現状の憲法違反をこそ議論すべき」と指摘。日本女医会会長で、「平和を求め軍拡を許さない女たちの会」として署名活動などを始めた前田佳子さんや、千葉・幕張メッセでの武器見本市(3月15日から開催)への抗議を呼びかける「安保関連法に反対するママの会@ちば」が発言しました。コールも行い、「軍事費増大絶対反対」「いのちを守れ」「暮らしを守れ」「岸田政権、今すぐ退陣」などと訴えました。
(民医連新聞 第1778号 2023年3月6日)