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民医連新聞

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医師養成で事務が連携 医学生・医師研修担当事務合同新人スクール

 11月1~2日、医学生担当者・医師研修担当事務合同新人スクールをオンラインで開催し、34県連から新任の医学生担当者37人、医師研修担当事務9人の計46人が参加しました。新人スクールも4回目となり、オンライン開催は2020年から数えて3回目。
 今回の新人スクールの対象者は、昨年の開催以降から担当者となって1年以内の職員が対象。担当別グループ討論では、仕事の悩み、業務をすすめる上での工夫や教訓などを交流しました。また班別の討論は2回に分けて行い、事前レポートの紹介、医師養成での課題、医師養成に事務として連携するために何ができるか、アクションプランづくりも行いました。奨学生を育成し、民医連の初期研修で地域医療を学び、後期研修では地域医療に確信を持ちながら常勤医として活躍する医師を育てることに誇りを持つこと、職員間の連携で医師養成を前進していくことを確認しました。
 若手医師の講演として、宮崎生協病院の山下さくらさん、埼玉協同病院の天笠諒さんが、奨学生時代から研修医の時期にかかわり続けてきた事務との信頼関係と、自分の医師像をつくっていくうえでの影響について、体験談を熱く語りました。医師養成にかかわる事務として、自らの活動や行動が医学生や研修医に大きく影響することを実感できました。(全日本民医連医師部 下石晃史)

(民医連新聞 第1772号 2022年11月21日)