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民医連新聞

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軍事費削って社会保障にまわせ いのちまもる10・20総行動

 10月20日、東京・日比谷野外音楽堂を会場に、「#いのちまもる医療・社会保障を立て直せ! 10・20総行動」が開かれました。全日本民医連も参加する、医療・介護関係の団体、労働組合などでつくる実行委員会が主催。600人が現地に集まり、WEBでも500カ所から視聴がありました。
 日本医労連委員長の佐々木悦子さんが主催者あいさつ。新型コロナウイルスの感染拡大で「医療崩壊」がくり返されていることを指摘し、「大軍拡ではなく、国民のいのちとくらし第一の政治への転換を」と強調しました。
 続いて、お笑い芸人のせやろがいおじさん(沖縄県在住)もゲストとして登壇。トレードマークの真っ赤な衣装で登場し、「よく『中国共産党の手先に違いない。服の色を見ればわかる』と言われる。じゃあ、サンタクロースもそうですよね?」と冗談を交えつつ、辺野古新基地建設反対を訴えました。日本共産党の小池晃参議院議員、立憲民主党の吉田統彦衆議院議員らもかけつけ、連帯のあいさつ。
 医療・介護・保育現場などの実態を訴えるリレートークが行われ、東京民医連のケアサポートセンター千住の石田美恵さん(ケアマネジャー)も各地の民医連の仲間と登壇。ケアマネジャーの処遇改善を国の責任で行う必要性を訴え、計画されている介護保険改悪に「利用者とともに声をあげていく」と力を込めました。
 集会後はパレード。「安心できる医療がしたい」「利用者によりそう介護がしたい」「9条こわす総理はいらない」などと声をあげました。大阪から参加した健康友の会みみはら事務局の亀井明子さんは、「社会保障が切りすてられる一方で、軍事費を増やすことがあたり前のように言われている。いのちとくらしを守るために、地域の人びとに社会保障の改悪など政治の中身を伝えて、いっしょに声をあげていきたい」と話しました。

(民医連新聞 第1771号 2022年11月7日)