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民医連新聞

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優しさ伝えるケア 認知症実践セミナーに600人

 10月22日、第45期認知症実践セミナーをWEB開催し、41県連から600人が参加しました。学習講演は、東京医療センターの総合内科医長の本田美和子さんが、「優しさを伝えるケア技術・Humanitude (ユマニチュード)」をテーマに行いました。ケアの現場の映像を見ながらそのかかわり方について分析し、ユマニチュードの基本である、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱について解説しました。
 指定報告では、神奈川・横浜勤労者福祉協会の清水洋子さんが「訪問支援によるユマニチュードの実践報告~認知症初期集中支援チームより~」、山梨・やまなし勤労者福祉会の小林はるみさんが「グループホームわがや~その人らしさを最期まで~」、東京・健友会の中川美和さんが「当院における認知症ケア加算のとりくみと身体拘束数、転倒数の推移」について、報告しました。
 参加者からは「ケアは対象者に一方的に行うのではない専門性を学んだ」「対象者のできることや居場所づくり、穏やかに笑顔が絶えない生活が送れるようサポートしていきたい」などの感想がありました。(全日本民医連介護福祉部 高梨達矢)

(民医連新聞 第1771号 2022年11月7日)