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民医連新聞

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主権者の微力集めよう 全国JB実行委で憲法学ぶ

 9月30日、10月1日、第40回JB期第2回全国青年ジャンボリー実行委員会をオンラインで開催し、全国実行委員40人が参加しました。
 アイスブレイクのあと、学習企画として「明日の自由を守る若手弁護士の会」共同代表の黒澤いつきさんが、「今こそかみしめたい憲法と人権のリアリティ~軍拡の先にあるもの~」をテーマに講演。地理的な条件や原発の危険、資源や食糧自給率などを考えても「攻められたら」手遅れであり、戦争という選択肢がない現実、9条のリアリティーを確認することが大事と訴えました。
 また、自民党の24条改憲は、性別役割分業の固定、家制度への強力な執着であり、福祉切りすてや自己責任につながることなどを強調。「憲法はかならず『微力』が集まり、民主主義につながることを期待している。大事なのは忘れないこと、しっかり言葉にすること、あきらめないこと。主権者としての『微力』を集めよう」と呼びかけました。
 参加者からは「抑止力は各国の緊張を高めるだけで、戦争のリスクを高めるだけだと知った」「国が家族の形を押し付けて助け合えというのは、無責任で身勝手だ」などの感想が寄せられました。(全日本民医連職員育成部 西村峰子)

(民医連新聞 第1770号 2022年10月17日)