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民医連新聞

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世代越え核なき社会めざす 原水禁2022年世界大会

 8月4~6日、9日、原水爆禁止世界大会が、広島・長崎とWEBのハイブリッドで開催。3年ぶりの現地を含む開催で、民医連からは現地とWEB合わせて、のべ2228人が参加しました。
 国際会議は、3つのセッションに分けて討論。日本、韓国、マーシャル諸島の核被害者が核兵器の非人道性を訴え、核保有国のアメリカ、イギリス、核の傘の下にある日本、ベルギー、戦争の渦中にあるロシア、ウクライナの代表が、現状と今後求められる運動について交流。核兵器禁止・廃絶とアジアの平和・安全をテーマに、韓国、オーストラリア、ベトナム、インド、日本が発言しました。
 6日のヒロシマデー集会では、世界や日本各地の活動を交流しました。海外の平和運動や、高校生や大学生などの若者世代からの活発な発言があり、福島からは原発ゼロに向けた思いも語られました。日本の核兵器禁止条約への署名・批准に賛同した国会議員からのメッセージがあり、最後は広島宣言を採択。平和行進に寄せられた1万4000本のペナントを、会場の参加者が掲げ、核廃絶と平和への思いを共有しました。
 9日のナガサキデー集会では、同時期に行われていたNPT再検討会議の報告や、各国政府への手紙の採択などが行われました。

(民医連新聞 第1767号 2022年9月5日)