参院選「民医連の要求」各党国会議員に要請
全日本民医連の増田剛会長らは6月16日、5月理事会でまとめた「2022年参議院選挙に向けての民医連の要求」を携え、日本共産党、社民党、れいわ新選組の国会議員を訪問。「いのちを大切にする政治、憲法を生かす社会の実現を」と求めました。
民医連出身の倉林明子参議院議員(共産)と懇談。倉林さんは、社会保障関係の部会レベルでまで、堂々と財界の意向が語られる国会の現状を指摘。75歳以上の窓口負担2割化や補足給付見直しの影響で、「(これまでと次元を異にするほど)助からない人が増えるのでは」と、増田会長と危機感を共有しました。政府が財源論なしにすすめる防衛費の倍増により、具体的にどう社会保障が削られるのか、「リアルに国民に伝える必要がある」との点でも一致しました。
倉林さんは、「戦争か、暮らしか」が問われる参議院選挙を勝ち抜く決意を語りました。
(民医連新聞 第1763号 2022年7月4日)