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民医連新聞

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格差をなくす行動を交流 医学生のつどいを開催

 3月26日、「第42回 民医連の医療と研修を考える医学生のつどい 3月つどい」(以下、3月つどい)をWEB開催し、医学生202人、医師51人、事務125人の合計378人が参加しました。今期は「Awere&Act~みんなの格差とあなたの格差~」を年間のテーマに、格差やいのちの平等について考えてきました。
 今回の3月つどいでは、「より具体的に自分たちにどんなAct(行動)ができるのかを考えたい」と、事務局学生から声が出され、Actを重視した企画づくりを行いました。
 学習企画の講演として、福岡・千鳥橋病院医師の有馬泰治さんからホームレス医療支援の経験、研修企画では、東京・立川相互病院の奥野衆史さんと福島・わたり病院の国井綾さんが、若手医師から学生時代や医師人生をふり返って、社会に目を向け医師像を考えることの重要性を報告しました。
 ディスカッションでは、学生同士で、格差をなくしていくためにどんなActができるのか、理想とする医師像に向かうために今何ができるのか、具体的な議論を行い、助言者の医師や事務職員も自身の経験を伝えながら医学生とともに議論を深めました。
 企画終了後には、交流会を行い、学年別やテーマ別のルームに分かれ、多くの学生が親睦を深めました。(全日本民医連医師部 都築浩志)

(民医連新聞 第1758号 2022年4月18日)