ビキニ被災68年 政府は核禁条約批准を
3月1日、3・1ビキニデーがオンラインで開催され、942のスポットから3335人が参加しました。主催者を代表して、静岡県原水爆被害者の会会長の石原洋輔さんは「ビキニ被災から68年、福島の原発事故から11年のいま、これらを風化させてはいけない」とあいさつしました。
主催者報告で、ロシアによるウクライナへの侵攻に抗議、「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」の発展、すべての被爆者の救済を求めるたたかいの支援を提起しました。
第2部は、「広島、長崎、ビキニの被災と現在、被災者の救済」と題したパネル討論。広島の「黒い雨」訴訟や高知やマーシャル諸島のビキニ被災など、救済されていない現状と課題を交流しました。
(民医連新聞 第1757号 2022年4月4日)
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