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民医連新聞

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看護学生を地域で支援 東葛健康友の会が呼びかけ

 コロナ禍は、アルバイトの減収や制限、世帯収入の減収など、学生生活にも経済的な影響をおよぼしています。東京・東葛健康友の会が勤医会東葛看護専門学校の看護学生支援を地域に呼びかけ、コロナ禍のもと連帯の輪がひろがりました。7月21日、看護学校の前期の終業式で支援物資の引き渡し式を行いました。同会と新日本婦人の会から、看護学生たちへカンパ41万8374円と、米、インスタント食品、トイレットペーパー、生理用品、マスクなど物資が渡されました。
 同会の江口正博会長は、「全日本民医連のアンケート調査の結果、苦境にある看護学生の実態を知った。苦しい状況にもあきらめないでがんばってきた学生のみなさんに敬意を表したい」と励ましました。新婦人の会の赤塚利子さんは「長く続くコロナ禍のもと、明日への希望を忘れずに! みなさんを応援しています!」などのメッセージを紹介しました。
 学生自治会副会長の古畑夏実さんは「流山市給付型奨学金制度を求める署名活動で、署名8960筆が集まり、東葛健康友の会、新婦人の会のみなさんが熱心に協力してくれたことを知りました。あきらめないで声をあげる大切さを学び、周りのささえがなくては充実した学びができないと実感。たくさんの物資や募金に学生一同感謝の気持ちでいっぱいです」と謝意をのべました。(児玉宏行、東葛看護専門学校・事務)

(民医連新聞 第1746号 2021年10月4日)