多職種協働で対策学ぶ 第10回医療介護安全交流集会
9月12日、第10回医療介護安全交流集会がオンライン形式で開催され、41県連から346人が参加。コロナ時代における、多職種協働の安全対策について学び、交流しました。近畿大学病院の安全管理部医療安全対策室教授の辰巳陽一さんが、「コロナ時代に生きる! 多職種でたたかう医療安全のこころ」と題して記念講演。「コロナ禍の中で優れたチーム医療を行うにはチーム内での心理的安全性の獲得とリーダーの役割が重要」「医療安全、チーム医療において良好な多様性を重視するべき」と話しました。その後、中国・四国地協医療介護安全委員会、岡山協立病院、大阪民医連医療介護安全委員会から報告。グループ討議で交流しました。
最後に、安全川柳の表彰を行い、最優秀賞は群馬・前橋協立病院医師、齋藤耕一郎さんの「思い込み 自分はないと 思い込み」が受賞。参加者からは「オンラインでも全国の仲間と交流ができてよかった」「もっと学習したいという気持ちになれた」などの感想がありました。(全日本民医連医療介護福祉部 中沢創)
(民医連新聞 第1746号 2021年10月4日)