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民医連新聞

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介護保険改善を 政党懇談会ひらく

 8月27日、参議院議員会館で、全日本民医連、中央社保協など介護7団体が政党懇談会を開催し、会場では32人、Zoomでは88人が参加。各政党からは、立憲民主党参院議員の川田龍平さん、日本共産党参院議員の倉林明子さん、社会民主党参院議員の福島瑞穂さん、れいわ新撰組衆院選大阪第5区候補の大石あきこさんが参加。懇談会冒頭で、介護7団体から「介護保険制度の抜本的転換を求める要望・要求」の提案を行い、(1)安心して介護サービスを提供できるよう新型コロナウイルス感染症対策の強化、(2)介護保険料・利用料負担の軽減やサービスの拡充など介護保険制度の抜本的な改善、(3)すべての介護従事者の給与を全額公費負担で全産業平均水準まで引き上げること、(4)介護保険制度の国庫負担割合を大幅に引き上げることを訴えました。議員と参加団体は、「介護に政治の光を!」をスローガンに、現場の実態を踏まえて意見交換を行いました。
 次の衆院選で選ばれた議員の任期中に超高齢化社会の2025年を迎えるため、倉林議員は、「選挙で変わらなければ介護制度は崩壊してしまう。介護保険制度を社会保障として人権が守られる制度へ抜本的に転換するため、野党で協力してとりくんでいきたい」と発言しました。(全日本民医連医療介護福祉部 瀧澤大貴)

(民医連新聞 第1745号 2021年9月20日)