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民医連新聞

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中止署名350万目標に 医療費2割化反対スタート集会

 7月22日、75歳以上医療費2割化実施させないスタート集会が東京都内で開催され、全国をオンラインでつないで400人以上が参加。主催は医療団体連絡会議、日本高齢期運動連絡会(略称:日本高運連)、中央社保協、全日本年金者組合。
 6月4日に可決された75歳以上の医療費を2割化する法律改定に対して実施をストップさせるための運動ののろしを上げるものです。2割化実施には2022年10月~23年3月1日の間に政令の改定が必要です。実施されると所得200万円以上の370万人(後期高齢者医療制度加入者の約20%)が2割負担になります。日本高運連の「後期高齢者緊急アンケート」(3100人回答)でも、約3割の人が「受診を控える」と回答しています。受診控えは重症化を招き、手遅れ事例が発生することが懸念されます。
 「高齢者の人権・命・健康脅かす医療費窓口負担2割化は中止してください」の署名を22年3月までに350万筆集めることを確認しました。

(民医連新聞 第1742号 2021年8月2日)

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