被爆者、原発事故被害者に寄り添い 被ばく問題交流集会ひらく
7月17日、全日本民医連第17回被ばく問題交流集会をオンラインで開催し、全国73カ所から80人余り参加しました。はじめに被ばく問題委員会委員長の藤原秀文さんが「核兵器禁止条約発効、福島第一原発事故から10年の節目に、民医連が何をすべきか考える場にしよう」と問題提起。日本平和新聞編集長の布施祐仁さんが「核兵器禁止条約発効の意義と日本政府の参加を求めるとりくみ」と題して記念講演をしました。
各地からの特別報告では医療生協わたり病院の放射線技師、大橋学さんが「福島のいま」を、広島民医連会長の佐々木敏哉さんが「黒い雨訴訟のとりくみ」を、高知民医連事務局長の今井好一さんが「ビキニ労災裁判のとりくみ」をそれぞれ発言しました。
テーマ別セッションでは(1)原発事故避難者健診活動交流、(2)被爆者医療活動交流の2グループに分かれて、各地の活動を交流しました。
(民医連新聞 第1742号 2021年8月2日)