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民医連新聞

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野党共闘で2人区トップ当選 五輪よりいのちまもる議席躍進 東京都議選

 東京都議会議員選挙は7月4日に投開票され、東京オリンピック開催の中止、延期を訴えた日本共産党は19議席、立憲民主党は15議席と議席を伸ばしました。一方、都民ファーストの会は現有の46議席から31議席に後退、また自民党と公明党を合わせても過半数に届きませんでした。
 投票率は42・39%(前回51・28%)で過去2番目の低さでした。
 新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、観客を入れて、東京オリンピックを開催する方針を示してきた菅政権への批判が現れました。都立・公社病院の独立行政法人化の反対、保健所機能の拡充なども争点になりました。
 文京区(定数2)では、元東京健生病院職員の福手裕子さんが、前回の215票差での惜敗をバネにトップ当選。また大田区では元大田病院職員の藤田綾子さんもトップ当選で再選、八王子市でも元八王子共立診療所職員の青柳有希子さんが初当選しました。
 また1人区の武蔵野市で野党が候補者を一本化し、立憲民主党の候補者が圧勝しました。1人区では市民と野党の共闘という形が大きな力を発揮することを示しました。
 野党共闘のすすんだ選挙区での投票率は、文京区は49%、北区は47%、武蔵野市は48%など投票率が伸びました。

(民医連新聞 第1741号 2021年7月19日)

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