SDHでまちづくりの主体に ブックレットの活用を交流
5月25日、全日本民医連は、昨年3月に作成したブックレット『健康格差の原因―SDHを知ろう―』の活用と普及を呼びかける学習交流会をオンラインで開催しました。Zoomの参加上限の100カ所から接続がありYouTubeでは606回(6月2日時点)再生されました。
学習講演は執筆者の1人の北海道・札幌病院院長の尾形和泰さんがブックレットのエッセンス、関連した新しいデータの紹介を含めて講演。「コロナ禍の今こそ、SDHのレンズを通して患者・利用者と接することで、取り残される人がいないようにすることが私たちの役割」と指摘。またブックレットの活用について福岡医療団、東京・東葛看護専門学校、栃木保健医療生協、北海道民医連道南ブロック友の会から報告がありました。
本交流会は職員一人ひとりがSDHを語り、医療、介護、福祉の専門家としてまちづくりに主体的に参加できるように企画されました。集会の動画はYouTubeで視聴可能です。ブックレットと合わせて、ぜひ学習に活用してください。(全日本民医連共同運動部 田中翔太郎)
(民医連新聞 第1739号 2021年6月21日)