福島の教訓生かし原発ゼロへ WEB学習会に166会場から
全日本民医連は4月10日、学習会「3・11原発事故から10年 原発ゼロと福島の今を考える」をWEBで開催しました(主催:全日本民医連被ばく問題委員会)。全国166会場から、多数の職員らが参加しました。
福島県革新懇代表世話人の佐藤政男さんが「福島原発事故10年後のゆくえと新たな課題~復興を生き抜くFukushima~」と題し講演。豊富なデータで現状や過酷な被害実態、国と東電の無責任さを示し「福島県民にとって節目などない。教訓を生かすには原発ゼロをめざすほかない。誰ひとり取り残さない復興を」と訴えました。
福島医療生協の鈴木隆夫さん、浜通り医療生協の工藤史雄さん、郡山医療生協の軍司弘子さんと増子理子さんが、10年をふり返りリレートーク。「原発ゼロ基本法の制定を求める請願署名」を大いに広げようと行動提起しました。
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政府は4月13日、東京電力福島第一原発の放射能汚染水を海洋放出する方針を決定。全日本民連はただちに抗議声明を出し、原発をなくす全国連絡会に結集して緊急官邸前抗議行動にとりくみました。
(民医連新聞 第1736号 2021年5月3日)