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民医連新聞

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原発のない日本実現を 集会参加者が銀座パレード

 4月4日、原発をなくす全国連絡会が主催し、「原発事故から10年、原発ゼロ基本法の制定を!4・4銀座パレード」が行われました。主催者発表で約160人が参加しました。
 主催者を代表して全日本民医連事務局長の岸本啓介さんがあいさつ。「東海第二原発の再稼働を認めない水戸地裁判決は、いのちを真ん中に置いた判決。原発事故を防ぐためには原発ゼロしかありえない」と呼びかけました。
 日本共産党衆院議員の笠井亮さんも「福島の現地を視察して、まったく事故は解決していないと再確認した。原発と、人類は共存できないと誰の目にも明らか。76%の世論で原発ゼロ基本法案を成立させ、市民と野党の共闘で原発ゼロの政治の実現を」と訴えました。
 参加者は、宣伝カーのコールに合わせて鈴や笛などを鳴らしてにぎやかに行進。日比谷公園を出発し、銀座の大通りを約1時間、原発のない日本の実現を訴えてパレードしました。
 参加者からは「地震などの自然災害は全国どこでも起こる。原発再稼働は許せない」「一度事故を起こせば取り返しのつかない原発はいらない」などの声がありました。

(民医連新聞 第1735号 2021年4月19日)