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民医連新聞

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たたかいと、徹底した対応を 介護報酬2021年度改定セミナー

 全日本民医連医療介護福祉部は3月3日、「介護報酬2021年度改定セミナー」をWEB開催しました。オンラインのため、全国から1200人超が参加しました。
 全日本民医連の平田理副会長が開会あいさつ。0・7%のプラス改定となったものの、抜本的な改善からはほど遠いことなどを指摘。その上で、「私たちは怒りを持ってたたかう。同時に地域の中で選ばれる介護事業所として存続し、介護の質の向上のために、徹底的に対応し、必要利益を確保できる予算を立て、新年度をスタートさせよう」とのべました。
 全日本民医連事務局次長の松田貴弘さんが「介護報酬2021年度セミナー~たたかいと対応、そして対応」と題し、学習講演をしました。
 松田さんは、自立支援・重度化防止をすすめるための、リハ・機能訓練、口腔(こうくう)、栄養の三位一体加算や、データベースとして新設された「LIFE」=「科学的介護」、運営基準の変更など、今回の改定のポイントと、その本質を解説。私たちはどう受け止めるか、という「目と構え」では、「変更点を正確に理解し対応しよう。何より介護を良くする視点から、事業所でていねいな議論をしよう。そして、今回の改定が介護にどのような変化をもたらすか、社会に発信を」と呼びかけました。

(民医連新聞 第1733号 2021年3月15日)