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民医連新聞

民医連新聞

診察室から Can’t stop KAWAII!!

 みなさん、こんにちは! 前回にひきつづき、よろしくお願いいたします。
 突然ですが、わが家にはかわいい! があふれています。娘と猫、そして外ではクール、家ではユーモアたっぷりの夫が、毎日たくさんの幸せを届けてくれます。
 毎日元気いっぱいな娘は、今年3歳。おしゃべりが上手になってきて本人も楽しいのか、目が覚めてから寝落ちするまでずっとしゃべっています。「そぱー(ソファ)」「ぴあ(ピアノ)」「どういたまして(どういたしまして)」「○○ちゃんが~してくれるね!(自分が~したい)」など、この時期ならではの言葉使いがあり、楽しませてもらっています。
 現在5歳の猫は生後3カ月でうちにやって来ました。穏やかな性格で、怒った時の「シャーッ」という声は1回しか聞いたことがありません(予防接種のため動物病院に行き、不意打ちでお尻にぶっすり針を刺されたとき)。出産後自宅に戻ったときには娘にそろーっと近づき、「何?! 何かふにゃふにゃしたのがいる!!」といった風情で2階に駆け上がり、1カ月ほどはご飯とトイレの時にしか降りて来ませんでした。娘が大きくなるにつれ、泣き始めると駆けつけて娘の周りをうろうろし、「ふにゃあー!(泣いてるにゃ! どうにかしてあげてにゃ!)」と私たちに訴えます。夜は娘の足下で眠り、大人にされると逃げる抱っこもじっと受け入れ、体の上に尻もちをつかれてもしっぽを引っ張られても怒りません。娘も猫の愛情がわかるのか、折に触れて猫に話しかけたり、優しくなでたりしていて、癒やされる光景です。
 そして夫は、私に日常の中の小さなおかしみを堪能すること、人生は喜びにあふれているのだということを教えてくれました。思うようにならない育児での葛藤や、コロナ禍に対する危機感がある毎日ですが、夫と娘と猫のおかげで幸せを感じています。
 みなさまの毎日がどうか幸せなものでありますように、鳥取の地からお祈りしています。(大廻あゆみ、鳥取生協病院)

(民医連新聞 第1733号 2021年3月15日)