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民医連新聞

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ラジオ番組で「いのちの相談所」を語る 山梨民医連

 山梨民医連はコロナ禍で「いのちの相談所」にとりくみ、無料の電話相談を開設しました。地元ラジオ局と電話相談を知らせるCM契約をした縁で、月1回のラジオ出演が決定。1回目の1月19日の番組に、巨摩共立病院SWの吉野美佐さんが出演しました。
 番組で吉野さんは、コロナ禍で不安や悩みを抱える人が増えていると紹介。「もともと仕事が不安定だったり、預金がなかったり、頼れる場がなかった人が、コロナで追い打ちをかけられ、受診さえためらう事態になっている。どんなことでもいいから相談を」と語りました。アナウンサーは「あなたが悪いわけではない。解決法はかならずあるし、聞いてくれる人もいるから、まずは相談しましょう」と呼びかけました。
 番組後、その日のうちに2件、翌日にも相談の電話がありました。吉野さんは「メモをとって聞いていた人がいた。知らせることの大事さを実感した」と言います。同県連の遠藤隆事務局長は、「相談会や電話相談などで待っているだけでは、相談するエネルギーもないほど困っている人とはつながれない。アウトリーチも考えていきたい」と話しています。

(民医連新聞 第1731号 2021年2月15日)

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