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民医連新聞

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日米軍事同盟を抜け出す展望を広げよう 日本平和大会を開催

 11月21日、2020年日本平和大会がオンラインで開催されました(主催は同実行委員会)。全体集会には、全国約500カ所から約2000人が参加しました。
 日本平和委員会の千坂純事務局長が主催者報告。コロナ危機の中、世界の進路が問われると指摘し、そのひとつとして核兵器禁止条約の発効(来年1月22日)にも言及しました。一方、アメリカと戦争する国づくりをすすめる菅新政権に触れ、「共同の運動を発展させ、日米軍事同盟を抜け出す展望を広げよう」と訴えました。
 アメリカ、フィリピン、韓国の海外ゲストやフォトジャーナリストの安田菜津紀さん、市民連合呼びかけ人・中野晃一さん、日本学術会議会員の任命を拒否された憲法研究者・小沢隆一さんが発言。「いのちと暮らし守れ」「基地強化・軍拡NO」と全国の草の根の運動報告がありました。
 特別集会(1)は「敵基地攻撃に向かう自衛隊の大幅増強にストップを」、同(2)は「日米地位協定問題を考える―いまこそ占領状態からの脱却を」をテーマに行いました。

(民医連新聞 第1727号 2020年12月7日・21日合併号)