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民医連新聞

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“自助”強いる政治を変えよう 臨時国会が開会

 10月26日、第203臨時国会が開会しました。総がかり行動実行委員会主催の行動に約400人が参加しました。
 全日本民医連の岸本啓介事務局長が主催者あいさつ。「コロナ禍で多くの国民が苦しむ中、まずは自助、という菅首相を許すことはできません。立憲野党と市民の共闘で、いのちを大切にする政治の実現を」と呼びかけました。
 立憲民主党、日本共産党、社民党、沖縄の風の各党の議員が連帯のあいさつ。コロナ対策への予算の使い方、来年1月に発効が決まった核兵器禁止条約に日本政府が参加していない問題、学術会議会員の任命拒否問題、福島原発汚染水の海洋放出問題など、野党が結束して対決する決意に大きな拍手が送られました。
 共謀罪NO! 実行委員会から政府がねらうデジタル庁法案の危険な中身、神奈川・藤沢市で学術会議問題への抗議スタンディングを毎日行う人の報告、武器取引反対ネットワークから敵基地攻撃能力問題での要請行動の提起、法律家6団体から、学術会議会員の任命拒否は憲法違反であることなど、多彩な活動報告、発言がありました。
 民主主義破壊の安倍政治を継承し、国民に自己責任を押しつけ、政治の役割を放棄する菅政権を倒すため、市民と野党の共闘で新しい政権実現へ決意を固め合いました。(宮澤洋子、全日本民医連理事)

(民医連新聞 第1726号 2020年11月16日)