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民医連新聞

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原水禁2020世界大会 被爆者とともに核兵器のない社会を

 8月2~9日、原水爆禁止2020年世界大会が行われました。テーマは「被爆者とともに、核兵器のない平和で公正な世界を―人類と地球の未来のために」。今年は新型コロナウイルス感染症のパンデミックを受けオンライン開催しました。
 大会期間中、6日の広島デー、9日の長崎デーのほか、「被爆体験の継承と普及、被爆者援護」「沖縄連帯・外国軍事基地撤去」などをテーマにした4つの特別集会と、若者や女性、科学者などの関連行事が。8日には民医連「平和の波」交流集会を行いました。
 2日の国際会議では、広島の被爆者でカナダ在住のサーロー節子さんが被爆体験を語りました。
 6日の広島デーでは、主催者報告に続き、広島県被団協副理事長の山田寿美子さんが広島での被爆体験を語りました。山田さんは、広島・福島生協病院で長年、SWとして被爆者に寄り添ってきた民医連の元職員です。
 国連の中満泉軍縮担当上級代表らが参加し、核兵器のない世界へ国際的共同を呼びかけ。日本と世界の草の根の運動も交流され、「市民の連帯で国家を動かし、核兵器廃絶を実現させよう」などと呼びかけられました。
 9日の長崎デーでは原爆投下時刻の11時2分に黙とう。世界でとりくまれた「平和の波」行動が紹介されました。
 大会の様子はYouTubeで視聴できます。

(民医連新聞 第1720号 2020年8月17日)