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民医連新聞

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顧問 莇昭三医師が死去

 全日本民医連顧問の莇昭三医師が7月19日に亡くなりました。93歳でした。
 莇医師は金沢大学医学部を卒業し、1952年から始まった内灘基地接収反対闘争の医療支援に参加。内灘診療所を開設し民医連医師として歩み始めました。ポリオ・ワクチン輸入運動、スモン患者救済などに全力でとりくみました。
 山梨勤医協倒産時には、医療の「共同のいとなみ」の立場から、民医連の医療のあり方を総括しました。慢性疾患の患者会活動や、反核医師の会、医師医学者の戦争とのかかわりについて幅広く発言、問題提起を行ってきました。
 1982年から92年まで全日本民医連会長を務めました。

(民医連新聞 第1719号 2020年8月3日)