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民医連新聞

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公立・公的病院再編統合撤回を 長野県民医連

 5月12日、「地域医療と公立・公的病院を守る長野県連絡会」(7団体で構成)は記者会見を行い、厚労省から再編統合対象とされた15病院のうち11の公立・公的病院との懇談結果を公表しました。
 昨年9月、厚労省は「公立・公的病院の再編・統合をすすめる」として全国424の病院名を公表。県内では44の公立・公的病院のうち15病院が対象です。
 連絡会の原健事務局長(県社保協事務局長)は、「病院は地域住民にとってなくてはならない存在」「コロナ禍で重要性がより明らかになった」と報告。全国の対象リストに感染症指定病院が24あり、「再編統合方針は緊急事態に追い打ちをかける」と指摘しました。
 飯山赤十字病院と懇談した岩須靖弘県民医連事務局長は、「“効率”の名で医療供給体制を削れば、いざという時に深刻な事態になる。ただちに撤回すべきだ」と発言しました。(石川徹、事務)

(民医連新聞 第1715号 2020年6月1日)

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