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民医連新聞

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韓国からビニールガウン届く 社医連など医療支援を申し入れ 有志が募金集め物資を調達

 5月19日、韓国から新型コロナウイルス感染症に対する医療支援物資が全日本民医連事務局に届きました。支援物資は、民医連と交流がある韓国社会的医療機関連合会(社医連)、人道主義実践医師協議会(人医協)、韓国保健医療団体連合会に加盟する健康社会のための歯科医師会(健歯)、健康社会のための薬剤師会(健薬)などの友好団体や緑色病院の仲間が有志で募金を集め、ビニールガウンを送ってくれました。
 日本で感染が拡大する情報が韓国に伝わり、支援の申し入れがありました。4月24日に社医連カン理事長、キム事務局長、人医協イ・ボラ代表、緑色病院ペク副院長(社医連政策委員長)と、全日本民医連の増田会長、岸本事務局長などがWeb会議を行い、感染予防具の送付が確認されました。
 韓国では、2015年にMERS流行の経験から、検査体制や陰圧室の整備が大幅にすすめられましたが、陰圧室などはまだ不足しており、第2波に向けてさらに設備の増設なども検討しています。
 支援物資は20日、各県連に発送しました。届き次第、韓国の仲間へのメッセージなどを全日本民医連事務局へ寄せてください。(全日本民医連事務局 西澤淳)

(民医連新聞 第1715号 2020年6月1日)