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民医連新聞

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北東アジアの平和考える 第2クールは韓国で研修 平和学校

 全日本民医連第7期平和学校は第2クールとして9月24~27日の4日間、韓国で研修を行い、26人が参加。1日目はナヌムの家で日本軍慰安婦について学び、ハルモニと交流しました。2日目の西大門刑務所歴史館で日本軍が韓国市民を拷問・弾圧してきた歴史について学び、毎週水曜日の昼に行われている水曜集会に参加し、集会に韓国各地の小学生が参加していることに驚きました。
 午後からは“韓国の民医連”こと社医連の事務局長やグリーン病院のみなさんと韓国の医療情勢や課題、とりくみについて交流。3日目は戦争記念館、安重根記念館、中央高校で歴史の教師と交流しました。4日目は全泰壱記念館、李韓烈記念館で韓国の労働運動、民主化運動の広がりについて学びました。4日間のハードスケジュールでしたが、学びの濃い研修になりました。
 日韓関係が深刻化している中で、その関係の根底にある日本の朝鮮植民地支配について、現地で学び、これからの北東アジアの平和について考える機会になりました。

(全日本民医連共同運動部 田中翔太郎)

(民医連新聞 第1702号 2019年10月21日)