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民医連新聞

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「2つの柱」すすめる存在 法人ケアマネジメント 部門責任者研修会

 全日本民医連では、2クール(第1クール6月19~21日、第2クール9月12~13日)に分けて第43期法人ケアマネジメント部門責任者研修会を開催しました。全国から28県連、50人が参加しました。
 第1クールでは、全日本民医連事務局次長の岩須靖弘さんが「民医連の綱領と歴史」と題して講演。民医連ケアマネジャーの役割はまさに綱領の実践にあることを学びました。その後、綱領実践に欠かせない「生活アセスメント」について、生活アセスメント研究会の山平久雄さん、原島清さんがその役割と意義、実際の事例を用いた実践について講義。それを受けてグループワークを行いました。参加者は第2クールに向けた課題として、現場の事例を用いたアセスメントにとりくみました。
 第2クールでは課題を持ち寄り、生活アセスメントを社会史、社会保障史の側面からさらに深め、社会保障の役割を考えました。第2クールの特別講演では、全日本民医連副会長の山本一視さんが「ケアマネジャーには事業所と地域をつなぐ力があり、2つの柱をすすめる大切な存在だ」と熱いエールをおくりました。

(全日本民医連医療介護福祉部 山川秀樹)

(民医連新聞 第1702号 2019年10月21日)