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民医連新聞

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まちに出よう、知ろう 診療所交流集会に137人

 9月21~22日、第6回診療所交流集会を開催し、26県連から137人が参加。テーマは「まちに出よう、まちを知ろう、まちとかかわろう」。永源寺診療所の花戸貴司さんが「住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために~永源寺の地域まるごとケア」と題し、記念講演しました。
 滋賀県東近江市永源寺地域は人口5400人の山あいの地域。ここで、病院や介護施設、薬局はもちろん、近所の人や宗教者、商工会や警察官も含めた〝チーム永源寺〟として話し合いの場を持ち、「自分らしく生きる」をささえる地域づくりをしています。「地域の人たちの笑顔がもっと見たい。医療を通じたまちづくりで、誰もが安心して住み続けられるまちになる」と語りました。
 4つの指定報告と、根岸京田副会長の「SDHって何?」を受けて、グループ討議しました。診療所に求められている役割や、SDHのとりくみを広めるためには何が必要かを討論しました。また事前に「私たちのまちはこんなまち~このまちで私たちの診療所は〇〇をしたい」というテーマでポスターを作製。診療所の紹介をしながら交流しました。(『いつでも元気』編集部 奥平亜希子)

(民医連新聞 第1702号 2019年10月21日)